ちょっとひと息🍺【収益物件購入と銀行の融資対応スタンス】

2021.12.17
News

「最近は銀行が融資してくれないからアパートやテナントビル等の

収益物件を購入出来ないさあ・・・」、「いつになったら銀行は昔

みたいにアパート資金を融資してくれるようになるかねえ・・・?

」等々、お客様から問い合せがよくあります。

銀行で36年間勤務した経験をもとに、あくまでも私個人の推察と

言う事で、最近の銀行融資のスタンスについて感じる事を話してみ

たいと思います。

あくまでも私個人としての推察である事をご了承願います。

 

1.銀行の融資対応の最近の傾向 ⇒ 自己資金の重要視

  ・自己資金は、総所要資金(諸経費も含めて物件購入に必要な

   金額)の10%以上を条件にしている様です。

   例えば、購入に伴う諸経費等も含めて1億5千万円の物件を

   購入する場合の自己資金は1千5百万円が条件となります。

   但し、購入する物件の表面利回りが低ければ、自己資金の増

   額を求められる事もあるようです。

   また、20年以上の築古物件(建築後の経過年数が経ってい

   る物件)の場合も、融資期間との兼合いで、自己資金の増額

   を求められ可能性が高くなります。

 

2.銀行が自己資金を重要視する理由(私の個人的な推察です

  ・自己資金が多ければ多いほど、銀行は融資の金額が少なくて

   すみます。

   融資の金額が少なければ少ないほど、融資の返済能力(キャ

   ッシュフロー)が高くなります。

   すなわち、銀行からすると貸したお金(融資金)が確実に返

   してもらえる可能性が高くなります。

  ・やはり、コロナの影響で景気の先行きが不透明な事も、銀行

   が新規の融資(収益物件購入等)に消極的になっているのか

   もしれませ。

  ・3,4年前の不動産バブルの頃は、銀行は担保評価額(土地

   、建物)を重要視していた側面から、自己資金については、

   最近ほど重要視はしていなかったように思います。

   融資の返済が困難な場合は最終的に土地・建物の担保処分(

   任意売却処分)で融資金の回収が比較的スムーズに運んでい

   ました。

  ・ここ1、2年は不動産バブルもピークアウトして不動産価格

   も下落局面に有り、併せてコロナによる経済へのダメージ

   大きく、且つ景気の先行きが不透明な状況下では、さすがに

   銀行も新規の融資(特に収益物件購入資金等)に対しては慎

   重になるのは当然であり、その結果が自己資金最低10%以

   上という最近の銀行融資のスタンスになっているものと思い

   ます。

 

3.自己資金10%未満でも融資してくれるかもしれません・・・

  ・銀行は、表向きは自己資金10%以上が必要ですと言いなが

   らも、お客様の属性、取引実績、資力、資金使途の妥当性等

   によっては、自己資金10%未満でも融資対応してくれる可

   能性は十分にあると思います。

   銀行の担当者と良くご相談されてみては如何でしょうか?

 

※本日は、「収益物件購入と銀行の融資対応スタンス」という事で

 、私個人の推察で話をしてみました。

 少しでもご参考になればと思います。

 銀行融資の可否判断は、あらゆる側面から審査をして判断します

 ので、決して自己資金だけで融資可否の判断をするものではあり

 ません。

 

※お客様が、「うちなーらいふ」や「グーホーム」などをご覧にな

 られて、購入を希望される収益物件(アパー ト、テナントビル

 、軍用地等々)や中古住宅などが有りましたら、うえはら不動産

 にご連絡いただければ、お客様と一緒になって銀行融資について

 の対応策等をご検討させていただきます。

 また、代表者の私が36年間勤務した銀行に融資のご案内も致し

 ます。 

 お気軽にお電話下さい。

 ご相談を希望されるお客様は、ご来店いただければと思います。 

 

 代表者プロフィールはこちらからご確認できます。

 

 

 

 

 

 

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